1930年代　フランス製
アールデコスタイルの素晴らしいフローラルのレリーフが施された
重厚な中にもエレガントさが漂うブロンズのランプスタンドです。
アーム部分には二つの陶器の花びらを持つ蔓薔薇があしらわれています。
蔓薔薇の蔓や葉っぱなどブロンズの上にまるで彫刻が施されたような技術は、
今では作り出すことが出来ない熟練した技とのことです。
また、シェードは、ミューラー独特の鋳型にガラスの粉を敷き詰め、
炉に入れて熔融成形するパート・ド・ヴェール方式で作られています。
鋳型はシェードを取り出す際に壊さなければならないため、
大量生産向きでは無く、そのため急速に衰退したそうです。
オレンジと深い紫色のグラデーションが美しく鮮やかです。
点灯すると、美しいグラデーションが表れ、紫色がオレンジ色へと変化して、
まるで夕焼けのような美しさです。
シェードには" Muller Freres Luneville"のエッチングによるサインが入っています。
深い味わいを持つミューラー独特の表情をお楽しみ下さい。
ヘッドとスタンドの付け根部分にとてもお洒落なブロンズのネジが着いていますので、
シェードの角度、アームの角度を変えることが出来ます。
日本に到着後、スイッチを設置しました。
他にも点検、修理をしていただいておりますので、安全性に問題はございません。
電球はE14-25Ｗとなります（こちらはサービスでお付けします）

【留意事項】
アンティーク商品へ取り付ける電球は、２５Ｗまでの電球をご使用ください。
電球を差し込む際にはソケットを片方の手で固定して差し込んでください。
固定せず電球を差し込むと、ソケットごとまわり配線が切れることが御座います。
ソケットの状態の良し悪しに関わらず電球を差し込む際には基本的なことですので、ご留意願います。