1849-1863年 フランスパリのEugene ROUSSEL-DOUTREの工房で作られた
ヴェルメイユのコーヒースプーンとなります。
ヴェルメイユとは純度925または800銀をゴールドで覆った金属です。
Eugene ROUSSEL-DOUTREのメーカーズ・マークと
シルバーのミネルバの横顔のホールマークが入っています。
パリにあったEugene ROUSSEL-DOUTREの工房は
小さい工房ながら非常に質の高い製品を作っていた名工房だったそうです。
ハンドル部分の植物のはみ出した細工や、スプーンの柄の付け根部分の薔薇模様のレリーフ、
ハンドルに施された小さな薔薇のレリーフなど、大変手の込んだ素晴らしいスプーンです。
とても古い年代のスプーンとなりますが、お手入れが行き届いた美しい輝きです。