Elfriede Jacobsenと名前の刺繍が施された、サンプラーです。
おそらくお裁縫の課題用として作られたものと思われます。
ボタンホールとピンホール、そしてほころんだときに接ぎあてるパッチと、
赤い糸と白い糸で、繊維の1本一本を丁寧につむぎ合わせるカケツギによる修復です。
今では熟練した職人さんがされるような修復作業ですが、昔は丁寧に教わっていたのですね。
優等生さんの作品ではないようですが、これくらいは出来て当たり前だったのかもしれません。
アンティークサンプラーで作られたハートのオーナメントもセットでお付けいたします。