ゆるやかな曲線を描いた背もたれと、座面フロント部分の湾曲したフレーム、
上品な6角形の脚と足先のキャスター。
長い年月の中で艶が消され、乾いた木の質感は何とも味わい深く、
全体から漂う凛とした佇まいがとても美しいサロンチェアです。
張り替えられた布は1880-1890年代に麻糸から紡ぎ、手織りされた分厚いピュアリネンです。
ぼこぼことした手織りの風合いが何とも言えない深い味わいです。
とてもシンプルで、ナチュラル。きっと長くお使い頂けることと思います。
座面はふっくらとしていますが、固すぎず、柔らかすぎず、大変良い座り心地です。
揺らぎやガタ付などもありません。
キャスターもしっかりとしています。
座面フロント部分に施された両サイドの四角い飾り彫りの一部に
小さな欠損がみられます。（画像にてご確認ください）
肉眼ではそれほど目立ちませんが、お値段をお安くさせて頂きました。

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