1870-1890年 ナポレオン三世時代のヴェルメイユのコーヒースプーンとなります。
ヴェルメイユとは純度925または800銀をゴールドで覆った金属です。
金を溶かして銀の上に被せるといった手の込んだ技法で、
銀と金の両方の美しさが際立ち、現在でも人気が高いです。
高級筆記具のモンブランも一時期、ヴェルメイユの時計を出していたそうですが、
コストがかかる為か廃盤になったそうです。
こちらのスプーンはそんなヴェルメイユの魅力の中にフローラルのレリーフが施され、
スプーンの裏側には繊細なフローラルの彫刻が施されています。
とても美しいスプーンです。
スプーンには2つのホールマークが入っています。