フランス 1880―1890
                                                      長い年月をかけて、自然にまとわりついた厳かな雰囲気とナチュラルなアトラクティブ感。
                                                      キャンバス全体の深い奥底にまで作者のリアリズムが表現された素晴らしい油絵です。
                                                      油絵の具の乾いた質感は100年以上もの長い年月の流れの中で作られた賜物です。
                                                      全体から漂う美しいオーラを放っている   静物画の油絵です。
                                                      卓上の上に置かれたお花のブーケは光と影の巧みなペインティングによって、
                                                      立体的に浮かび上がり、まるで手を伸ばすと実際にそこにあり、触れることが出来そうな錯覚に
                                                      陥ってしまいそうなほど瑞々しく美しく描かれています。
                                                      残念ながら作者は不明です。
                                                      わずかに表面的な貫入が見られますが、絵画に破れや目立つダメージなどは無く、全体に良いコンディションです。 
                                                      フレームもオリジナルとなります。 
                                                      こちらはフランス人のプライベートコレクションから出た作品となります。