1800年代末期
文字盤と繊細でデコラティブな長針と短針の美しいフランスアンティークの懐中時計です。
耳に近づけるとカチカチカチっとゼンマイの振動音が聞こえてきます。
100年以上も前の懐中時計ですが、とても良いコンディションです。
こちらの時計の巻き方は、トップにあるネジのようなもの、これを竜頭と呼びます。
その竜頭を時計方向に巻きます。巻いたらその指をそのまま逆に巻きます。
巻いて戻して、巻いて戻して。。。といったイメージです。
逆に回すとから回りした音がしますが、問題ありません。
そうすることで歯車どうしのかみ合わせには良いことなのです。
ゼンマイが回らなくなったら、決して無理に巻かないようにご注意ください。
一日に一度、時間を決めて巻く習慣をつけると長くお使い頂けると思います。
次に時間合わせですが、こちらのタイプは竜頭の横に小さなピンが付いています。
そちらを爪の先で押し、竜頭を回すと針が動きます。
爪で押しながら竜頭を回します。
24時間で約数分ほどの誤差が生じます。
ゼンマイを巻くときに、こちらも調整してください。
裏側のカバーに施されたフローラルのエレガントなエングレーヴィングも
美しく、長く使って頂きたい時計です。