1920-1930 フランス
カミーユ・タローによって、印象的なコバルトブルーの上に描かれた、
雲の上で遊ぶ可愛らしいエンジェルたち。
手に持った植物やエンジェルたちが纏った薄いストールや髪の毛の透け感が
とても繊細に神秘的に描かれています。
絵柄には盛り上がりがみられ、艶やかな美しさに目を奪われます。
この技法は大変手間のかかる技法でフランス語でPâte-sur-pâteと呼ばれています。
また、絵柄を囲むように金彩色の紋様が書き込まれています。
ヒビや欠けなども無く良いコンディションです。
宝石箱にもピッタリです。
1878年にフランスで生まれたカミーユ・タローは、
おそらくリモージュでPâte-sur-pâte技法の最も重要な陶芸家でした。