ベルギーとの国境近く、フランス北部フランドル地方の観光都市リールで
1905年に作られたアールヌーボー様式の美しい壁掛けの花器です。
くるっと丸めたようなデザインの花器には手書きのフローラル模様が
全体に大きく大胆に施されています。
横には画家のサインと日付が入っています。
一つは紫色の蔓花、一つはピンク色の蔓花です。
壁に掛けて、季節のお花を生けて楽しんでください。
デザイン上、底が開いているように見えますが、
お水を入れるられるように中は閉じています。
紫色の蔓花の花器の側面に製造時に出来たと思われるヒビが見られますが、
表面的なもので、裏側には影響が無く、水が漏れる心配は全くございません。
また、どちらもエッジにちらほらと小さなチップが見られますが、
大きなダメージなどは無く、全体に良いコンディションです。
フランスアンティークとなりますが、どこか日本的な趣の感じられる作品です。
ご注文の際には 紫蔓花、ピンク蔓花とご指定下さい。