この素晴らしい作品は1880年代にパリの芸術学校で描かれた印象派による油彩画です。
クロード・モネやルノワールなどが活躍した19世紀後半に描かれた作品です。
漆黒のベースに纏わりつくようにアレンジされた花々は、
筆のタッチをそのまま生かし、生き生きと美しく描かれています。
また、ほの暗い背景の中で自然光がスポットのように当たることで、ブーケが美しく浮かび上がています。
卓上に零れ落ちた花々にも表情を持たせた画家の美しい感覚が溢れ出しているように思います。
モールディングに金箔が施されたフレームはオリジナルとなります。
わずか小さなカケが見られますが、概ね良いコンディションです。
また、キャンバスにも目立つダメージなどはみられません。
向かって右下に画家のサインが入っています。。
作者についての詳細は不明ですが、とても素晴らしい作品です。