1850-1860 フランス製
19世紀中期に作られた、とても古いクリスタルガラスの花器です。
リボンで飾られた貴婦人の横顔のカメオ模様が2種類と、
その間にはブーケ模様の彫刻が施されています。
模様を挟むように上下には繊細なパルメットと三つ葉のボーダーが彫刻されています。
花器はアイビーを模したブロンズの3本脚のスタンドに固定されています。
スタンドの設置個所に沿って、わずかに変色が見られますが、
ヒビや欠けなどは無く、良いコンディションです。
ガラスの模様と固定されているスタンドの位置がずれているように思いますし、
どこかしら無骨な雰囲気が漂う1850年代に作られた古い花器です。