19世紀末頃にサン・ネクテールで採取された石灰岩に、
立体的で、とても美しいブーケが彫刻されたオーナメントです。
当時、パリで販売されていたと聞いています。
イエス様のオーナメントのように宗教的なお品物となります。
素材は天然カルケール（石灰岩）のコンクリューションに深く刻まれた美しいブーケです。

中心部分にひと際大きな芥子の花でしょうか？花びらの輪郭に沿ってカケが見られます。
また、その左上にあるマーガレットの花びらにもカケがあります。
カルケールは石灰岩ですので、それほど柔らかいものでは御座いませんが、
経年によりこのように削られてしまったものと思います。
それでも、まだまだとても美しい芸術的な作品です。