1900年代初頭 オランダ人画家
静物画の中でも最も美しいオランダのオールドマスタースタイルで描かれた
とてもクオリティーの高い古典的な静物画の油絵です。
油絵は分厚いボードに描かれています。
石棚の上に置かれた艶やかな漆黒の花器に生けられた美しい花々のブーケ。
まるでスポットで照らし出されたかのように光と影の巧みな色彩のグラデーションによって
花々は立体的に美しく細やかに描かれています。
花びらのグラデーションは特に美しく、まるで色彩の魔術師のよう。
花びら一枚一枚に生命力を感じます。
漆黒の花器に映り込む室内にある窓から差し込む明かり。
まるで写真のようにリアルに描かれています。
100年以上も前の描かれた絵画となりますが、とても良好なコンディションです。
ゴールドギルトが施された重厚な透かし彫りのフレームはルイ15世スタイル。
とても高級なオリジナルフレームとなります。
しっかりとしていて、素晴らしいコンディションです。
こちらのサイズで同等のクオリティーのフレームは額縁屋さんでも
大変高額です。絵画に合せてカスタムしますので、
おそらく、フレームだけで、この絵画と同じぐらいの価格はするでしょう。
どこから眺めましても、とても美しく素晴らしい絵画です。
こちらはフランス人のプライベートコレクションの中の一枚を譲って頂いた作品となります。