1900年初頭
随所にナポレオン様式の華麗さが漂う美しいジュエリーボックスです。
蓋には分厚い面取りが施された上等なガラスがはめ込まれ、
内側には光沢のあるシルバーキャピトンの生地が貼られています。
キャピトンには所々、劣化が見られますが、概ね良いコンディションです。
また、側面はゴールドメタルの上にシルバーメタルの立体的な装飾が施されてあり、
各コーナーの円柱など、貴族が好んで作らせたと思われるゴージャスさが溢れています。
本体と蓋にわずかに歪みがあり、少しだけ隙間が見られますが、
蓋はきちんと閉まります。
それ以外は、特にダメージなども無く、全体に良いコンデョションです。