ベルメイユ加工が施された黄金のフィリグリー細工の馬車です。
世界中でも大変珍しいお品物となります。
1800年代後期にフランスで作られたものとのことです。
ネックレスやブローチ、小さな小箱などは見たことがありますが、
このような立体的で立派なミニチュアの馬車を手にするのは初めてです。
窓に吊るされたタッセルや屋根、車輪のフォイール、騎手が座る椅子の細かさ。
どこを見てもとても丁寧に作られています。
フロント中心にあるバーは左右に可動します。
それに合わせてタイヤも動きます。
また、屋根全体が開きます。窓が開いたままなので、小物入れではなさそうです。
全体にとても良いコンディションですが、屋根の中心部分など摩耗により
わずかにベルメイユが剥がれている個所もみられます。