1920−1930年代 フランス製
こちらは大変珍しいマスカットカラーのヴァセリンガラスのシャンデリアです。
沢山のティアドロップとソケット下の受け皿など、全てクリスタルのヴァセリンガラスとなります。
時折、ドロップがソケット下の受け皿にぶつかるとクリスタルガラス特有の金属音が鳴り響きます。
※ヴァセリンガラスが最初に発明されたのは現在のチェコ。
その後、英国、フランス、ドイツ、ロシア、イタリア、スウェーデン、フィンランド、アメリカなどで生産されました。
ヴァセリンガラスの最大の特徴は、真っ暗闇の中で紫外線ランプ(ブラックライト)を照射すると、
蛍光色を発します。
夜明け前の空が青色の時、空には紫外線が満ちているそうですので、
ヴァセリンガラスが蛍光色を放ち、とても綺麗に発色するとのことです。
ヴァセリンガラスの色は黄色と緑色が殆どですが、中にはピンク色、水色、青色、茶色なども存在するそうです。
可愛らしいマスカットカラーのヴァセリンガラスは、
お日様の光の中でも、とてもスタイリッシュで魅力的ですが、
夜、点灯したときの美しさも格別です。
とてもレアなシャンデリアとなります。
日本の到着後、専門家によるオーバーフォールを済ませた物だけを販売しております。
各ソケット、カバー、コードはフランス製の新品となります。
また、日本製新品の引っ掛けシーリンを設置しておりますので、直ぐにご使用頂けます。
●電球は国産段付E14-25Wをお付けいたします。●
【照明器具の安全性について】
当店は、経済産業省への事業届出事業所です。
1968年以前に製造された、電気用品安全法の技術基準に適合しないアンティーク照明器具などは
PSEマークを表示できませんが、法令に定められた自主検査(外観検査、通電検査、絶縁耐力検査)を行い、
安全性を確認した上で「アンティーク照明器具等に関する例外承認」をうけて販売しています。
その他の届け出の義務についても履行しております。
〇輸入事業届出 (アンティーク照明を海外より輸入するために必要)
〇製造事業届出 (電気的加工等を加えるために必要)
【留意事項】
アンティーク商品へ取り付ける電球は、25Wまでの電球をご使用ください。
電球を差し込む際にはソケットを片方の手で固定して差し込んでください。
固定せず電球を差し込むと、ソケットごとまわり配線が切れることが御座います。
ソケットの状態の良し悪しに関わらず電球を差し込む際には基本的なことですので、ご留意願います。
また、本製品は一定の条件のもと、経済産業大臣の特別の承認を受けたものでは御座いますが、
本来アンティーク品となりますので、新品電化製品同様の技術基準を
満たすことは出来かねますので、取扱いに関しましては十分に注意をしてお使い下さい。