ジョセフ・ニグ (1782-1863)はオーストリアの画家です。
ウィーンに生まれ、ウィーンの美術アカデミーで学びました。
当初はウィーンの磁器工場で花の絵付け職人として約40年ほど働いており、
絵画教室なども開催するほど、花の絵には非常に人気がありました。
彼の作品はポスターや版画として当時の人々に根強い人気がありました。
今回の作品は古いオリジナルのリトグラフとなります。
現在のリトグラフ技法を用い復刻した作品ではございませんので、
リトグラフの美しさにも趣がプラスされ、うっとりするほどです。
また、高さ84pもある大きなサイズとなりますので、ブーケの美しさを十分お楽しみ頂けることと思います。
リトグラフは厚手のボール紙に貼りつけられています。
上部中央にわずかな変形は見られますが、気になるほどのものでは無いように思います。
また、リトグラフに小さな小傷がちらほらと見られます。
こちらもそれほど目立つものでは御座いませんが、画像にてご確認下さい。